今日の作業風景(Back Vol.4)


2002. 4.10 〜 2002. 5. 7 

← シオジ突板貼りのフラッシュ

またまたフラッシュの仲間です。
化粧合板を貼ったものと比べると若干価格は
高くなりますが、木肌は本物(超薄い)です。

塗装無しで放っておくと、ちょっと埃っぽい感じ
になるところが難点でしょうか???



                   2002. 5. 7
桧柾板貼りのフラッシュ →
下の画像と同じフラッシュの仲間ですが
化粧合板でなく、桧の単板を貼ったものです。

無垢材ではできませんが、表は桧柾板
裏は杉板目 という風にイメージを変えることも
できます。若い世代に好まれています。
どうしても反りやすいので、芯材の組み方に
工夫がされています。いちばん時間と手間
のかかるフラッシュです。
                   2002. 4.30
← フラッシュ 制作の様子です。

フラッシュとは、
普通の障子や硝子戸、無垢材ドアとは違い
建具の寸法に作った木枠に両面ベニヤ板や
化粧合板、突き板や杉や桧の単板などを
張って作るドアや引き戸のことです。
手間はかかりますが、価格は無垢材の建具に
比べると若干安いです。画像は硝子の部分を
抜いた後に桧の枠を入れているところです。

                  2002. 4.28
シオジ(関東ではタモ)無垢材硝子戸(特大)
組立の様子です。

楢材やシオジ材は、桧や杉材と比べると
とても硬く作業にはとても力がかかります。
(国産のシオジは比較的軟らかいです。)
この硝子戸は3人がかりで組み立てました。



                    2002. 4.15

↑ 桧材 鎧(よろい)の制作過程
← テープで束ねた部材をラジアルソーでカットして、後
鉋で仕上げます。大工さんからの注文です。2002. 4.10

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