太子講って何・・・?




太子講とは

昔ながらの講(仏・菩薩・祖師などの徳を讃嘆する法会)の一種です。
伊勢講 稲荷講 大師講 お寺さんの講 頼母子講等々・・・
地域によっていろいろな講がありますが、ここでいう太子講は
遠い昔、多くの寺院を建立した " 聖徳太子 " を奉賛する会(講)です。
江戸時代は主に大工職人さんたちの中で盛んで
聖徳太子の忌日である2月22日に行われていたようですが

ここ青山町では、毎年お正月の仕事始め(1月7日)に新年会を兼ねて会が行われ
2月中旬に太子講の仲間(大工さんを始め建築に関わる職人さんの集まり)が
みんなで親睦旅行にでかけるのが恒例となっています。
現代で言う異業種交流会みたいなもの、昔は仕事を頼んだり頼まれたりと
メリットもあったようですが、今は・・・ 年々会員数は少なくなる一方で
淋しいお年寄りの集まり、職人さんの愚痴こぼしの会になりつつあります。(青山町の現状です)

と昨年(2002年)書いて、はや一年。
若い会員さんが増えることもなく、今年も状況はまったく同じです。
もうなっともなりませんね。 (-___-;;





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